農業をはじめたい  
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就農にあたっての留意点 −チェック10カ条−
新たに農業を始めるにあたっては、確たる意志と明確な目標、その実現に向けての心構えや資金の手当て、農地の借入れや取得、機械・施設の整備等など、実に多岐にわたる準備が必要です。
それらの事柄について「就農にあたっての留意点−チェック10力条−」として次に列記しておきますので、各自において消去法によりチェックしつつ、準備万端整えていただきたいものです。
1.自己責任、自己管理が基本です
  農業のみならず、社会において自立し、評価を得るには「自己責任」「自己管理」ができなければなりません。暖昧な心構え、気持ちでの就農は厳に謹むべきです。
また、農業経営においては、農作物の生産だけでなく、収支計算から販売先の確保まで自己責任で行うことが大原則です。
2.明確な目標、確たる意志をもつこと
  何事を起こすにも「初めに目標ありき」です。
明確な、そして、実現可能な経営目標を立て、確たる意志のもとで、その実現に向けて着実にステップアップすべきです。
3.技術力・経営管理能力の取得はできていますか
  就農に先立ち、自分の技術力・経営管理能力を十分に磨いておくことが必須の条件です。
研修施設や農家等での実践研修を十分に積んでおくべきです。
4.農業・農村の実情を十分に把握すること
  漠然とした状態での就農は非常に無謀、破綻の憂き目に遭遇すること必至です。
農業の本質、農業とはどのような産業なのか、農村社会やその実情(生活や農業の慣習等など)はいかなるものかなどについて、事前に十分な状況把握に努め、熟知しておくことが必要です。
5.地域選定と地域との合意に努めること
  就農地の選定は、自分の農業経営に最適かどうかだけでなく、家族の日常生活、子供の教育等などの利便性についても配慮すべきです。
加えて、その地域(集落)が新規就農者をこころよく受け入れてくれるのかどうかが重要な要素となりますので、就農までに十分過ぎる程の意志疎通、合意形成に努めるべきです。
6.家族の同意を得ていますか
  就農するにあたり、家族の同意は得ていますか。
就農するには住居地の移転が必要な場合もありますし、農業経営は家族の協力がないと成り立ちにくいものです。
7.農地取得などの経営基盤づくりは可能ですか
  原則として、農地がないと農業は営めません。
農地の借入れや取得にあたっての窓口は農業委員会(市役所、町役場にあります)と香川県農地機構です。
就農を希望する地域の農業委員会で情報を得るとともに、十分に相談してください。
また、農業機械・栽培ハウス等の施設の整備も必要です。
過剰投資を避け、自分の経営規模や資金力に見合った整備を心がけるべきです。
経営の3要素である「土地(農地)」「労働力」「資本」の確保には万全を期してください。
8.住居は確保できていますか
  住居は農地の近隣に確保することが望まれます。
先にも揚げた地域選定と地域合意の過程で住居の取得可否についても情報が得られるはずです。
借家も含めて地元の方々の協力を得ることが望ましいと言えます。
また、香川県全域を対象とする空家バンク〜かがわ住まいネット〜で検索して情報を得ることもできます。
9.資金(資本)の確保は大丈夫ですか
  農業経営を開始するにあたっては、その準備の段階から多額の資金(資本)が必要です。
それは、直接農業経営に要する資金のほか、住居の確保なり生活拠点の確保にかかるなど多岐にわたります。
また、農業での収益をあげるまでには時間経過が必要ですので、それまでの運転資金の確保を忘れないでください。
10.各種の施策・制度の活用について
  新規に就農する者に対しては、就農準備、就農時の支援(就農後の経営支援)のため、各種の施策・制度が仕組まれており、条件が整えば活用できます。
5〜6頁に記載している指導機関等で情報を収集するなり指導を受け、有効に活用すれば初期投資の軽減等に役立つと思われます。